カミーノ巡礼を目指すMei

サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼計画など、旅行についての雑記です。

サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す理由

はじめに

カミーノ巡礼を目指すMeiといいます。

本年秋にサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼(カミーノ・デ・サンティアゴ)に出発しようと考えており、情報収集のためにブログを開設しました。コロナ禍・円安・熱波や戦争といった様々な障壁がある本年ですが、こんな時期にカミーノに挑んだ記録が少しでも後続の人の役に立つよう、工夫して発信していきたいと思います。

突然の出会い

睡眠とお金の足りていない限界学生の私が、そもそもなぜサンティアゴに行こうと思ったのか。 それは本屋で立ち読みした雑誌TRANSITの「世界の聖地」特集号がきっかけでした。

transit.ne.jp

この特集号の中で、キリスト教の聖地として挙げられていたのがサンティアゴへの「フランス人の道」。 もともとキリスト教には馴染みがあり教会巡りも好きだったのですが、国を跨いで1ヶ月近く歩くという古代からの巡礼方式が今まで脈々と続いていることに度肝を抜かれると同時に、(ある程度)自由になる時間のある学生のうちにここに行かなきゃ!という焦燥感が湧きあがり、何日経っても拭うことができなかったのです。もうこれは腹を括って行くことにしようと決めた時点で、出発まで3ヶ月を切っていました。

身一つ、紙の地図のみで臨むリアル・ドラクエの世界

紙の地図と標識を頼りに身一つで毎日道を歩き、宿に泊まってバルで食事をするという日々が続く巡礼道。美しい景色だけでなく、ワインが出てくる蛇口などさまざまなイベントスポットがあるそう。そしてなによりも道中出会う人々との交流が魅力的です。 巡礼を達成すると「巡礼証明書」がもらえ、教会の入場などさまざまな観光地で割引を受けられるとか。

語学力とサバイバル能力を試したい

こういう突発的な出会いで計画を立て始めたため、自分でもなぜこんなにカミーノに惹かれるのか未だ良くわかっていません。ただ一つ明確な目標があるとすれば、これまでに学習した言語というツールと、学生生活で培った必死のアピール力などを総合的に活かして、自分のサバイバル能力を試してみたいという気持ちがありました。長期滞在の割に安く行くことができるので、時間に融通が利きやすいがお金が足りない学生にとても向いているのではないかと思います。

お金もなく語学もそこまで自信がない、大して海外慣れもしていない。運動はそこまで嫌いじゃない、旅行が好き、おいしいものは大好き! そんな私がドタバタしながら単身サンティアゴに向かうまでの記録をここに残したいと思います。 よく分からないけどどうしても巡礼に行きたいという方、とくに「できるだけ安くサンティアゴ巡礼がしたい」「スペイン語は全然やったことないけど巡礼に興味がある」といった方に、少しでも参考になれば幸いです。

Buen Camino!